世界最高の島、ボラカイ島

公開日 : 2016年10月24日
最終更新 :

前回の投稿から少し時間が経ってしまいました。

今回は私の住む州、アクラン州にあるリゾート、ボラカイ島について紹介します。

ボラカイ島はアクラン州のマライ町に位置します。

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改めてパナイ島アクラン州とボラカイ島の位置の確認...

パナイ島はビサヤ地域に属し、ボラカイ島はアクラン州の一部の小さな島です。

ボラカイ島はトラベラーズチョイス世界のベストビーチ2014で、

アジアの1位に2年連続でホワイトビーチが選ばれました。

2012年のアメリカの旅行雑誌、「トラベル+レジャー」では、世界最高の島と評価されました。

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朝方に撮った写真です。日中は人が大勢います。

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毎日ビーチでこういったものが形成されています。

観光客に人気なのは島の西側のビーチ、ホワイトビーチ。

以前にボートの停泊地として使われていた名前が今も使われていますが、

北側から順にステーション1,2,3と呼ばれています。

島には私の任地にない日本食レストランもありますし、中華料理、イタリアンなどなんでもあります。

ホテルもピンからキリまでバラエティに富んでいます。

まず島への行き方についてですが、大きく分けて2つの方法があります。

1.ゴドフレド・P・ラモス空港(カティクラン空港)から向かう

2.カリボ国際空港から向かう

1の空港からボラカイ島までは30分以内で行けます。空港から島へ向かう船着き場まで歩いて10分くらいです。

大体タクシーかトライシクルかでみなさん移動されていますが、先日歩いてみましたが歩ける距離です。

1のルートは、空港が国際空港でないことと、運賃が高いことがネックです。ちなみに現在空港は拡幅中です。

2は、空港出てすぐにタクシーやら色んな業者が待ち構えており、

空港からすぐにボラカイ島に向かうことができます。

船着き場までは1.5時間ほど。ただ、空港出てすぐに待ち構えている人たちの設定料金はやはり高いです(250Pくらい)。

カリボの町中からバンに乗ると100P、バスは現在111P(エアコン・トイレ付)。

こちらは国際空港ということもあり、マレーシア、シンガポール、香港、韓国などから行き来できること、

運賃がそこまで高くないというのが魅力的ですが、車両での移動時間がかかるので、お金か時間か、

どちらを節約したいかによって到着空港が変わるのではないでしょうか。

カリボ在住の身としては、せっかくなのでカリボ空港に降り立った人には

ぜひカリボの町も見て行ってほしいなぁという印象です。

特にボラカイ島は全てが観光客料金ですので、カリボで食料など調達してから向かわれると良いのでは...

と個人的には思います。

(ざっくりとしたカリボ町の案内については第1回の記事を参照ください。)

カティクランにある船着き場ですが、1つしかないかと当初は思っていましたが、2つあるようです。

1つがメインの船着き場、Caticlan Ferry Terminal(終着港はCagban Jetty Port)で、フェリーなども出ていますが、

雨季など波が強い時期にはもう1つの船着き場、Tabon Portから移動できます(終着港はTambisaan Jetty Port)。

大体バンカーボートと言って、小型のボートで移動します。

港の名称を書いた理由としては、港名を伝えればそこに連れていってくれるからです。

(バンガーボートでなく、フェリーで移動したい方など...)

港で支払う料金は、環境税・ターミナルフィー・ボート代です。

アクラン州在住の人はIDを見せればボート代だけで良いのですが、観光客は基本的に全部払わないといけません。

全部で200Pです。ボート代だけなら20P。フェリーだと住人50P、観光客100Pと値段が跳ね上がるので

フェリー利用される方は料金もご注意。

フェリーとボートの違いは快適さでしょうか...時間にして10分ほどの乗船でしかないですが...

あとはホテルや送迎会社に依頼すればチャーター便を手配してくれるところもあります。

そういったところはジェット船みたいなのを使用しています。

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こちらは到着先のボラカイ島側の待合室ですが、カティクランのメインポートにもあります。

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こんな感じの窓口でターミナルフィー等支払います。

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ボートはこんな感じです。満員なるまで待ちますが、すぐに満員になります。

乗車時はライフジャケットの着用(船内に有)が必須。スーツケースはボートの上に載せられ、濡れる場合もあるので注意

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こちらは臨時の方の乗り場

ボラカイ島に着いたら、あとはトライシクルかに目的地を伝えればOKです。

繁華街のランドマークはDmallです。港にいるドライバーは人によってはふっかけてくるので、

こればかりは運でしょうか...

人数が何人かいれば、全員で100Pなどと交渉できますが、スーツケースなどの大きな荷物を

持っていると超過料金のようなものも請求されたりするので、この辺はある程度の諦めも必要かもしれません。

ちなみにこちらでは電動のトライシクルもあります。静かで快適...

ボラカイ島では観光地なので色んなアクティビティができます!

シュノーケル、アイランドホッピングはもちろん、パラセイリング、潜水艦?、バナナボートなどなど。

ゴルフもできますし乗馬もあるようです。観光客値段ではありますが、日本と比べると安い...かもしれません。

あとは交渉でなんとかなるところも結構あるので...

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町中を歩いていると、ツアーの客引きが結構多いです。

ただ、ホテルでお願いするより安い場合が多いです。ディスカウントも交渉次第です。

私がこれまでに体験したのはアイランドホッピング兼シュノーケリングのみですが、

さすが評価されている通り、海はキレイ!という印象です。

アイランドホッピングなどでないと行けないビーチや島もあります。

大体立ち寄るところは決まっていますが...

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バナナボート。結構見かけます。

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ポカビーチ。ここは陸路ではなかなか行けません。

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シュノーケルポイントで撮影。

そんなボラカイ島ですが、実は全てが順調というわけでもなく、急激な発展なども理由にあるのかもしれませんが、

島の浸食度合いが結構深刻です。ここはJICAも懸念しており、専門家の方が調査に来られたりしていて私も定点観測に同行したのですが、観光とは別の視点で眺めてみるとまた違った見方があるなと思い知らされてしまいました。

うまく観光と共存できるような形になっていったら良いのですが...

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根っこがむき出し...奥の家は高床式になっています。

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排水もかなり悪いです...

最後に個人的にお勧めのホテルやレストランをご紹介します。

【ホテル】

Fairways & Bluewaters Resort Golf & Country Club

家族が来たときに連れて行ったのが初めてでしたが、

「Fairways & Bluewaters Resort Golf & Country Club」かなり敷地がでかいです!

プールも敷地内に5つ、プライベートビーチやゴルフ場もあったりと、そこの敷地内だけで十分楽しめます。

料金は高めですが、リゾートを満喫されたい方、家族で来られる場合などにはお勧めできます。

私の親も嫁の両親も、ここでは安心して快適に過ごしていました。(やはり治安面が心配なので...)

ちょっと面倒なので、どこに行ってもルームナンバーを聞かれることでしょうか。。。

プロモで割引をよくしているので、良いものを見つけられればそこそこ安く泊まれるかもしれません。

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ゴルフ場が入っているので広大な敷地です...もちろんレンタルもできます。

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プールは5つ目を現在新設中で、プライベートビーチもあります。

Ferra Hotel Boracay

こちらは繁華街まで歩いて行ける距離かつ、少し静かなところにあるのでちょっとボラカイ落ち着いて楽しみたい...

という方にはお勧めです。

口コミがすごく良かったので手配してみましたが、スタッフの対応が今までで一番良い対応でした。

Fairwaysもそうですが、こちらもWelcomeドリンクが出てきました。

屋上にルーフトップレストランがあるのも良い雰囲気です。

Fairwaysより安いですが、安宿といったレベルではありません。

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ウェルカムドリンク

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ドライヤーも貸してくれます。

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Second Wind Hostel

今まで泊まったことのあるホテルしか記載していないのですが、

こちらも繁華街(D mall)から歩いて行ける距離にあります。

私は他の隊員たちと一緒に来たときに、ドミトリータイプの部屋に宿泊しました。

男女共同というドミトリーですので、女性の方でそういうのが嫌な方には向いていません。

ホットシャワーも出ますしロッカーもあります。

Wifiも早かったですし、共同キッチンも使えて特に長期滞在するようなバックパッカー向けでしょうか。

向かいにバーレストランがあり、ここが夜になるとライブみたいな形で演奏があり、良い雰囲気ですが部屋まで

聞こえてくるのが神経質な方にとっては寝づらいかもしれません。

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ドミトリータイプの部屋はこちら

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ちょっと場所は分かりにくいですが綺麗です。

【レストラン】

実は...あまり店名を覚えていません笑

基本的に料金は高いですが、まぁそれに見合った料理は出てくると思います。

1.浜 Hama

日本食レストランです。

家族で来たときに行き、ボラカイで初めての日本食レストランに挑戦しましたが、美味しかったです。

ちなみにフィリピン人のお勧めは、ステーション3の近くにあるNagisaというお店です。オーナーが日本人だそうです。

2.D'Talipapa

Angel Wish Dish

ここは地域の名称で、ここにある Angel Wish Dish というレストランがお勧めです。

私も他の人のブログを見て初めて行きましたが、隣にある魚市場も見応えあります!

市場で買った食材を持ち込んで料理してもらえますが、もちろん市場で買わなくてもOKです。

日本人のベストセラーはクラムチャウダーだよと教えてくれ、これは確かに美味しかったです...

ちなみに魚市場、観光客慣れしており、ディスカウントの交渉は楽しいとは思いますが、結構いい値段します...

ちょっと荒っぽい感じもします。新鮮ではあるでしょうが...

ちなみにD mall地域より、こちらの方がお土産が若干安いので、こちらでの購入がお勧めかもしれません。

3. Coco mama

ここはうちの嫁の一押し。ココナッツの実を切って、そこにアイスやらフルーツを入れたデザート。

安くはないですがオシャレ?で美味しいです。D mall付近やTalipapaのところなどに点在しています。

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お店の外観と実際の商品。

※安くはないですが、島の移動、ボートでの移動、送迎・手続きしてほしい...

という方は、southwestという会社がやってくれます。

D'Talipapaへの道沿いに支店があり、そこに以前頼んだところ、ホテル to ホテル、各種税金など含めて1人あたま650Pだったように思います。

ホテルの送迎が高い場合には、こちらにお願いするのも一手です!(southwestはカリボにも支店があります。)

My Boracayという会社もありますが、こちらは大人数であれば安くなるのでは...と思います。

ウェブサイトなども見やすくて良いのですが、如何せん高い...

Southwest Boracay Inc.

My Boracay

次回は毎年1月の3週に開催される大きなお祭り、Atiatihan Festivalについてご紹介します。

フィリピンの祭りの大元になっているという話も聞きます。どうぞお楽しみに!

第2回...世界最高の島、ボラカイ島

また、青年海外協力隊の活動、防災・災害対策の活動について関心のある方、

個人でブログをやっていますのでぜひそちらを見ていただけますと幸いです。

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